先日 AWS の Beta サービスを使用する時の注意点について書きましたが、その内容について念のため AWS サポートに問い合わせてみました。その回答が返ってきたのでその回答が返ってきたのでその回答内容と、あらためて注意点について振り返ってみます。

前回までのおさらい

AWS の Beta サービスを利用するにあたっては、利用に際して AWS Service Terms に記載されている 1.10 項に同意する必要があります。
この 1.10 項には 1.10.1 から 1.10.10 まで条文がありますが、ざっくり掻い摘まむと、

  • サービスの内容変更、提供終了は AWS がいつでも実行できる
  • 事前メンテナンスについて通知はされない
  • バグ、瑕疵が含まれる可能性があるため AWS および関連会社は全ての保障をしない
  • Beta サービスを使って得られた情報は開示しない

という内容でした。ここまでは前回書いた内容です。

AWS Service Terms の原文は以下。

AWS Service Terms

上に挙げた内容のうち、最後に書いた Beta サービスを使って得られた情報は開示しない について、 AWS サポートに問い合わせてみました。

AWS サポートへの問い合わせ

経緯

そもそも問い合わせようと思ったのは、先日某サービスが public beta として利用可能になり、そのサービスを実際に使ってみたというブログを書いたのが発端です。
この記事が公開後に想像以上に反応があり、 PV 数もブクマ数も過去最高値を記録しました。(普段が低すぎるのですが)

そんななかで、 「この記事って AWS Service Terms の 1.10.8 に引っかかりませんか?」 という指摘をいただきました。
お恥ずかしながら AWS Service Terms の beta サービスに関する記述に関しては把握していなかったので調べてみると、確かに引っかかりそうな内容でした。というか引っかかる可能性しか無いなと思いました。

こういう条文を読むのは慣れていないので、今後のためにも AWS サポートに問い合わせてみることにしました。
というのが経緯です。

問い合わせ方法

AWS のマネジメントコンソールからサポートページを開いて、新たなケースを作成します。

Create new support case

サポートプランは Basic なので、気長に返答が来るのを待ちます。

ちなみに、 サポートケースの適切な作成方法については公式ページに書かれているので、参考にしましょう。

技術的なお問い合わせに関するガイドライン - AWS サポート | AWS

サポートからの回答

問い合わせたのは金曜日の午後だったので、土日を挟んで次の週の火曜日に一旦返答がありました。そこでは 担当部署に確認しておりますので、しばらくお待ちください という内容でした。
そして、その次の週の月曜日に下記の通り回答がありました。

お客様のご認識の通り、ベータ版につきましては「サービス条件 1.10.8 条」にて SNS やブログを含む公開が認められません。
サービス条件第 1.10.8 条にて、「マテリアル、テスト観察結果、Beta サービスに関する提案または Beta サービスもしくは Beta 地域についてのもしくは Beta サービスもしくは Beta 地域に関わる(その存在を含む)その他の情報の一切」が「秘密情報」とみなされており、サービス利用者様は「開示しない」ことをお約束しています。
このことから SNS やブログ等への開示は不可となっております。

やはり、 1.10.8 から読み取った内容に齟齬はなかったようです。
書かれている通りといえばそれまでなんですが、確認できたのでよかったです。

対応いただいたサポートの方、ありがとうございました。

まとめ

AWS の Beta サービスを使用する時の条件についてサポートに問い合わせてみた話でした。
Beta サービスとはいえ新しいサービスが使えるようになるとすぐに使いたくなってしまいますが、 AWS Service Terms に書かれている条件に合意したうえでの利用というのを認識しないとダメだなと思いました。

なんか当たり前のことを再確認したような内容でしたが、参考になれば幸いです。気になる方はぜひ一度 AWS Service Terms を読んでみてください。


以上、よっしー (michimani) でした。

Share to ...

Follow on Feedly

comments powered by Disqus