先日、このブログが Google Adsense の審査に通過しました。審査通過のために色々とやってみたので、その試行錯誤について書きます。同じように Hugo でブログやサイトを運営している方の参考になれば幸いです。

目次

非承認となった理由

初めて申請を出したのが 2018年12月 で、そこから承認まで約 8 ヶ月かかりました。その間、いろいろ試行錯誤したものの、非承認となった理由は一貫して 価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト) というものでした。
これがどういった内容かというのは Google Search Console のヘルプ内に書かれていますが、抜粋すると、申請したサイトが下記のようなコンテンツとして評価されたという内容です。

  • 自動生成されたコンテンツ
  • アフィリエイトプログラム
  • 無断で複製されたコンテンツ
  • 誘導ページ

それぞれ、もう少し詳細に内容をみてみます。

自動生成されたコンテンツ

なんらかのプログラムによって自動的に生成されたコンテンツで、検索ランキングを操作することを目的としているようなコンテンツのことです。Google では、そういったユーザの役に立たないコンテンツに対しては評価が厳しいようです。

アフィリエイトプログラム

既に他のアフィリエイトプログラムに参加しているサイトの場合は、コンテンツに貼られているバナーなどが実際の文章と関係がなかったり、その商品のレビューなどを他のサイトから引用してきただけで独自の文章がなかったりするコンテンツのことです。こういった内容だと、他のレビューサイトと同じような内容になってしまい、最終的にはユーザの利便性を妨げるとされています。

無断で複製されたコンテンツ

コンテンツに独自性がなく、他の評判の良いサイトなどからコンテンツを流用したようなコンテンツのことです。単純なコピーだけでなく、コンテンツ内に使用されている用語を類似語に変換したようなコンテンツも、無断で複製されたものとして判断されます。

誘導ページ

最終的にアクセスされるコンテンツではなく、それらへの誘導を目的としたページのことです。例えば、カテゴリ別・タグ別のコンテンツ一覧ページなどがこれにあたります。


より詳細な内容についいては、下記リンクから 価値のないコンテンツ の欄を参照してください。

やったこと

Google からは具体的な改善方法は教えてもらえないので、上記の内容をヒントにして怪しいところを直しては申請、ダメならまた直して申請…ということを繰り返します。
上で挙げた 4 つの内容に関してやっていったことを書きます。

自動生成されたコンテンツ

Hugo は markdown で書いた記事から自動的に静的なコンテンツ (html) を生成してくれるツールです。なので、ある意味では自動生成ですが、コンテンツに関しては全て自分で手で書いている内容なので、おそらくこの件には抵触しないだろうという判断をしました。なので、これに関しては特に対策をしていません。

アフィリエイトプログラム

申請時点で既に Amazon アソシエイト・プログラムに参加しており、商品バナーを貼っているコンテンツもありました。なので、一旦それらを全て削除して申請を行いました。
ただし、結果は変わらず非承認で、理由も 価値のないコンテンツ でした。

無断で複製されたコンテンツ

このブログを始めるまでは Qiita でいくつか記事を書いていましたが、それらの記事を全てこのブログに引っ越してきました。もちろん Qiita のほうでは記事を削除していましたが、もしかしたらそれが無断転載という判断をされたのかもしれないと思い、 Qiita から移行してきた記事を全て削除して申請を行いました。
ただし、結果は変わらず非承認で、理由も 価値のないコンテンツ でした。

ちなみに、 Qiita から Hugo へ記事を移行したいと考えている方は、簡単なツール (というかただのスクリプト) を公開しているので使ってみてください。

誘導ページ

Hugo では、カテゴリ別・タグ別の記事一覧ページも自動で生成してくれますが、それらは最終的なコンテンツではなく誘導ページとなります。で、これが静的サイトジェネレータの良いところであり悪いところでもあるんですが、カテゴリ数やタグ数が多くなると、必然的に誘導ページの数が増えます。また、各カテゴリ・各タグに属する記事数が多いと、それらの誘導ページ内でページングが発生し、さらに誘導ページの数が増えることになります。
このブログではカテゴリとタグ両方を使用していました。カテゴリ数は 7 と絞っていましたが、タグ数はかなりの数がありました。 (AWS のサービスごとにつけたりしてたので…)
ということで、タグでの検索ができなくなるというデメリットはありますが、一旦タグ一覧の出力をやめて、申請を行いました。

結果的にはこの対応によって審査を通過することができました!
WordPress やその他の動的サイトではカテゴリ別・タグ別ページがカテゴリ数・タグ数に依存して増えるということは無いので、これは Hugo のというか、静的サイトジェネレータ特有の事象かと思います。

Hugo でタグ一覧を出力しない方法

Hugo では、デフォルトではカテゴリ一覧、タグ一覧は出力されません。
このブログでは過去にそれぞれの一覧ページを出力するような対応をしていたので、それをもとに戻した形になります。

なので、対応はいたって簡単です。
config.toml を下記のように変更します。

 [taxonomies]
-    tag = "tags"
     category = "categories"

これでタグ一覧を出力しないようになるので、最終的なコンテンツでは無い誘導ページの数を減らすことができました。

まとめ

Hugo で作ったサイトで Google Adsense の審査に通過するときにやったことを書きました。
Adsense の審査は年々厳しくなっているという話もありますが、 Google のポリシーに則ったサイトであればちゃんと審査は通るようです。今回はタグ一覧を出力しないという方法で解決したので、誘導ページの多さが問題だったと思われます。

もし Hugo やその他の静的サイトジェネレータで作ったサイトで Adsense の審査通過に苦労されている方は、一度試してみると良いかもしれません。


以上、よっしー (michimani) でした。

Share to ...

Follow on Feedly

comments powered by Disqus