さくらレンタルサーバーにgitリポジトリを作る
2016-05-26さくらレンタルサーバー上にGitリポジトリを作成して色々ファイルを置いてますが、そのGitリポジトリを作るまでの手順をメモ程度に残しておきます。
やりたいこと
さくらレンタルサーバーの初期ドメイン hogehoge.sakura.ne.jp のルートディレクトリは
/home/hogehoge/www/
です。(ユーザーIDが hogehoge の場合)
今回、例としてそのルートディレクトリ直下にある
/home/hogehoge/www/git_test
をGitでバージョン管理したいと思います。
Gitリポジトリ作成手順
1. Git管理したいディレクトリへ移動。初期化。
今回は git_test 以下をGit管理したいので git_test へ移動。
$ cd /home/hogehoge/www/git_test
移動したら次のコマンドで初期化します。
$ git init
初期化が完了すると下記メッセージが表示され、ディレクトリ内に .git ディレクトリが作成されます。
Initialized empty Git repository in /home/hogehoge/www/git_test/.git/
2. ステータス確認、初回コミット
Git管理したいディレクトリの初期化が終わったら、適当なファイルを作ってコミットしてみます。
$ touch example.txt
$ git status
On branch master
Initial commit
Untracked files:
(use "git add <file>..." to include in what will be committed)
example.txt
nothing added to commit but untracked files present (use "git add" to track)
$ git add . (全てのファイルをインデックスへ追加する)
$ git commit -m "first commit" (コメントは任意)
3. リモートリポジトリを作成
続いてリモートリポジトリの作成ですが、さくらレンタルサーバーの場合は
/home/hogehoge/git/
以下にリモートリポジトリを作ります。
$ cd /home/hogehoge/git
$ mkdir git_test.git
$ cd git_test.git
$ git init --bare
上記で作成するディレクトリ名は任意ですが、実際にGit管理したいディレクトリと合わせたほうが良いと思います。任意ではありますが、語尾には .git を付けます。
4. リモートリポジトリへの最初のpush
3で作ったリモートリポジトリと、1のディレクトリを紐付けます。
$ cd /home/hogehoge/www/git_test
$ git remote add origin ssh://hogehoge@hogehoge.sakura.ne.jp/home/hogehoge/git/git_test.git
$ git remote -v (設定が出来ているか確認)
pushします。
$ git push origin master:master
これで一通りの流れが終わったので、あとはGitのコマンドを駆使してcommit、pushしていきます。
番外編. リモートリポジトリからcloneする
リモートリポジトリからソースをcloneするときは下記コマンドで。
$ cd /home/hogehoge/www
$ git clone /home/hogehoge/git/git_test.git git_test_clone
これで /home/hogehoge/www/git_test_clone
にソースが落ちてきます。
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