クラスメソッドさんが主催する AWS の勉強会 AKIBA.AWS に初めて参加してきましたので、その参加レポートです。
今回は 14 回目ということでしたが、普段の開催方式とは違って AKIBA.AWS #14 番外編〜AWS Update LT大会〜 として開催されました。2 時間 (ほぼ) 休憩なしで LT 10 本という濃密な時間でした。

AWS.AKIBA とは

Developers.IO で AWS に関することやその他技術的なことをアウトプットし続けているクラスメソッドさんが主催する AWS の勉強会です。
毎回あるテーマについて 基礎・応用・ガチ というレベルを付けて開催されています。
今回は 番外編 ということで、昨年の re:Invent 2018 以降にアップデートがあった内容を中心に、 AWS のさまざまなサービスについて合計 10 本の LT を実施するという回でした。

今回の開催概要については connpass のイベントページをご覧ください。

LT の内容

各 10 分の LT が 10 本ありましたので、それぞれの項目タイトルとざっくりとした内容、また、各登壇者様がそれぞれのブログ記事にてスライドや詳細なコメントを書いておられるので、そのリンクを載せておきます。(公開されているものに限り。見つけたら追記していきます。)

1:VPCとオンプレをつなぐ環境のUpdate

登壇者 : 北野佑一さん

  • オンプレと AWS を繋ぐ話 (Transit Gateway)
  • Site to Site VPN / Direct Connect (DX)
  • オンプレと複数の VPC を繋ぐ方法
    • ひとつずつ接続を構築する → 数が増えるとしんどい
    • Direct COnnect Gateway
    • VPC の相互接続はできない
  • オンプレと VPC と VPC を繋ぐ
    • VPC 同士は VPC ピアリング → 数が増えるとしんどい
    • Transit Gateway (今までは、EC2 にソフトウェアをインストールしてハブにしていた)
    • 既存の VPN 設定を、オンプレ側の設定変更なしに Transit Gateway に移行可能になった
    • Direct Connect Gateway との接続をサポート (東京リージョンはまだ)
    • 料金は高い

AKIBA.AWS #14 番外編 で、オンプレとVPCをつなぐ環境のUpdateについて話しました #akibaaws

2:re:Invent2018以降のECSアップデートをざっと確認しよう!

登壇者 : 岩城匠朗さん

  • Container Roadmap (GitHub で公開されている)
  • ECS の Blue/Green デプロイ
    • これまでは Green の環境の作り込みが必要だった
    • CodeDeploy がよしなにやってくれる
    • CFn で対応予定 (進行中)
  • ECS Secrets Management
    • これまではアプリケーション側で複合が必要だったが、不要になった
  • run ECS task definitions locally
    • ローカル環境でのテストには別途 ローカル用の docker-compose ファイルが必要だった
    • タスク定義を元にローカル環境でテストが可能になった
  • ECS のアップデートは激しい。Road Map で動きを確認しよう

以下、スライド内で参考記事として挙げられていたブログです。

3:Code Seriesのアップデートについて

登壇者:奥拓哉さん

  • CodeCommit
    • CLI, SDK での commit をサポート (ただし辛い)
    • 2 つのマージ戦略 (PR 時のマージ方法)
    • タグ付け
  • CodeBuild
    • リソースグループのタグ付け API
    • ローカルキャッシュのサポート (これまでは S3 にしか置けなかった)
    • 複数の言語のビルドをサポート
  • CodeDeploy
  • CodePipeline
    • 大きなアップデートはない
  • CodeDeploy 以外で VPN エンドポイントをサポート
  • モダンにはなっているが、circle CI や GitHub と比べるとまだまだ感は否めない

【登壇】AKIBA.AWS #14 AWS Update LT大会 Code Seriesのアップデートについて #akibaaws

4:S3界の革命児!S3 Batchのご紹介

登壇者:大前諒祐さん

  • S3 Batch Operations
  • CLI, SDK, API からジョブを作成した場合は、確認待ちのステータスをスキップすることができる

AKIBA.AWS 第14回 特別編で「Amazon WorkSpaces 直近のアップデートご紹介」を発表しました #akibaaws | DevelopersIO

5:知っているかX-rayのアップデートを!!

登壇者:金泰雨さん

  • AWS X-Ray とは
    • トレース (全体)
    • セグメント (パケットの流れ)
    • サブセグメント (リソース間のデータ通信)
  • Analytics (新機能)
    • Filter Expresion
    • 各セグメント、サブセグメントの情報を詳細に確認できる
    • URL でフィルタの適用が可能
  • サンプリングルールをコンソール上で設定できるようになった

AKIBA.AWS #14 番外編〜AWS Update LT大会〜 で「知っているかX-Rayのアップデートを!!」という内容で登壇しました #akibaaws

6:AWS Batchの使い所のご紹介

登壇者:西山祐司さん

  • SQS, ECS, AutoScaling などのクラスタ管理が不要
  • Black Belt の資料が古い
  • 配列ジョブの対応
    • 1 つのジョブ登録で複数のジョブの実行が可能になった (大量ファイルへの対応)
  • CloudWatch イベントに対応
    • Job キューに登録されてから実行 -> CloudWatch イベントをトリガーにして実行可能に
  • タイムアウトによる自動停止
    • job が残り続ける -> タイムアウトの job は強制終了できるように
  • AWS Batch の使い所
    • 依存関係のある Job の実効
    • S3 -> AWS Batch (1) -> S3 -> AWS Batch (2)
    • 深層学習など

AKIBA.AWS #14 番外編〜AWS Update LT大会〜 で「S3界の革命児!S3 Batchのご紹介」という内容で登壇しました #akibaaws

7:Amazon WorkSpaces 直近のアップデートご紹介

登壇者:小野塚正忠さん

  • 仮装デスクトップサービス
  • Web ブラウザからも利用できる
    • URI ごとに仮装環境を用意できるのは便利そう

AKIBA.AWS 第14回 特別編で「Amazon WorkSpaces 直近のアップデートご紹介」を発表しました #akibaaws | DevelopersIO

8:Terraform v0.12

登壇者:数枝正樹さん

  • Infrastructures as Code (AWS のサービスではない)
  • HCL という言語
  • 0.12
    • 差分表示
    • 変数の使用が簡潔に
    • For, For-Each
    • module (関数みたいなもの) の入出力に使える型が柔軟に指定できるようになった
  • Pragmatic Terraform on AWS (電子書籍) を読もう

#akibaaws でTerraform v0.12について話しました

9:SSMのアレ

登壇者:柴田卓哉さん

  • EC2 をはじめとする AWS のリソースの構成管理を集めたもの
  • 役割が変わるごとにサービス名が変わっている
  • もともとは Windows の構成管理

【登壇】AKIBA.AWS 第14回 特別編で「SSMのアレ(仮題)」という発表をしました #akibaaws

10:AWS Configのアップデートをご紹介

登壇者:中川翔太さん

  • AWS のリソース構成管理
  • 構成変更などの履歴を管理、評価
    • 評価のタイミングは、定期的/変更時
  • リソースの修復
    • SSM のドキュメントにアクションを記載
  • クエリ機能
    • リソース情報に対して SQL を実行して集計可能
    • ex) 特定のセキュリティグループに関連するリソースを取得する
    • クエリ結果の出力ができるといいなー
  • 料金体系の変更
    • 課金がルール数ベースから評価回数ベースに変更
    • とにかく安くなる

登壇】AKIBA.AWS 第14回 特別編で「AWS Configのアップデートをご紹介」という発表をしました #akibaaws

まとめ

LT が 10 分 x 10 本で、あっという間の 2 時間でした。
いくつかの内容については既に Developers.IO 経由で目にしていたものもありましたが、今回初めて聞く内容や、まだ触ったことのないサービスに関する話も聞くことができたので、自分の中に一気に情報が入ってきたなーと感じました。(理解できているかはおいといて)

特に面白そうだなともったのは AWS X-Ray です。
AWS X-Ray はアプリケーションで処理するリクエストについて、各リソース間でのデータやパケット情報を収集・閲覧できるサービスです。使いどころ云々というよりかは、なんか可視化できるって良いですよね というレベルでの面白さです。
期限なしの毎月の無料枠も設定されているので、気軽に触れますね。

あと思ったのが、今回登壇されていた方々が全て入社から 1 年未満の方 (5月入社の人もいた) ばっかりで、クラスメソッドさんの急成長ぶりを感じました。何目線だっていう話ですが。。
普段ブログで大変お世話になっていますが、やはり実際に耳で聞くと情報の入ってき方も違うなと感じたので、また機会があれば参加したいと思います。


以上、よっしー (michimani) でした。

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