Adobe のオリジナルフォント「貂明朝」の NEW バージョンでカラー絵文字を出してみた
2018-11-20本日開催されていた Adobe MAX Japan にて、 Adobe のオリジナルフォント 貂明朝 (てんみんちょう) の新しいバージョンが発表されました。干支などの絵文字がカラー化されたということなので、さっそく試してみました。
前準備
まずは Creative Cloud のデスクトップアプリから、貂明朝をアクティブにします。
以前からアクティブにしていた人は、一旦アクティベートをオフにして、再度アクティベートすることで新しいバージョンが使用できるようになるとのことです。
ちなみに Adobe のフォントサービス Adobe Fonts は、先月の Adobe MAX で発表されたサービスです。といっても名称が Typekit から変わっただけですが、料金が Creative Cloud に結合されたり、すべてのフォントが Web フォントとして使えるようになったり、Web フォントとして配信できる PV 数に制限がなくなったりと、サービス名称変更だけでなく大幅なアップデートがされました。
もちろん Creative Cloud の一番安いプランである フォトプラン でもすべてのフォントが使用できます。最高ですね! Adobe は神にでもなるのでしょうか…
CotEditor でカラー絵文字を出してみた
ということで、さっそく新しいバージョンで対応されたカラー絵文字を出してみました。
![貂明朝 カラー絵文字](/images/sc__2018-11-20_210539.png)
新しくなった貂明朝で早速カラー絵文字を出してみた。#貂明朝 #AdobeMAXJapan #AdobeFonts pic.twitter.com/eqGCNz1XoF
— michimani (@_michimani_) November 20, 2018
![貂明朝カラー絵文字](/images/2018-12-04_141340.png)
干支以外にも下記のようなオリジナル絵文字もあります。
![貂明朝カラー絵文字](/images/2018-12-04_141351.png)
もちろん、 Web フォントにも対応しています。貂明朝を Web フォントとして使用する場合は、 Adobe Fonts の Web プロジェクトに貂明朝を追加して、下記のようなスタイルを適用します。
.ten-mincho {
font-family: ten-mincho, serif;
font-weight: 400;
font-style: normal;
}
また、今回のバージョン 2 から使用できるようになったカラー絵文字を使用する場合は、追加で下記のようなスタイルを適用して、 OpenType の拡張機能を利用します。
-moz-font-feature-settings: "ss02";
-webkit-font-feature-settings: "ss02";
font-feature-settings: "ss02";
… と公式サイトには書いてあったのですが、環境 (ブラウザ ) によってはうまく適用されないようです。。。
一応モノクロ絵文字としては出ているようなので、スタイルの指定方法が間違っているのかもしれません。もし詳しい方がいたらコメントください(_ _)
ということで、速報的に Adobe のオリジナルフォント 貂明朝 の新バージョンを試してみたという話でした。
参考
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